新潟県長岡市の年末の風物詩、歳末助け合いの慈善釜(じぜんがま)に今年も多くの善意が寄せられました。

この慈善釜は、仏壇などを販売する長岡市の『トーア』が「誰も孤立しない社会をつくる」という理念のもと、毎年設置しています。
今年はおよそ1か月で35万3510円の善意が寄せられ、その全額が社会福祉協議会に寄付されました。

【トーア 浅野久男社長】
「孤独感や孤立感のない、人々のつながりを感じられるような、そんな社会が出来たらいいなと思っている」

【長岡市社会福祉協議会 木我正章事務局長】
「支援を必要とする人、ニーズもまちまちなので、住民と相談しながらしっかりした使い道を考えていきたい」

寄せられた善意は、高齢者の見守り活動など地域の取り組みに役立てられるということです。