日本に接近・上陸した台風とその影響
日本への台風接近数は平年より少ない 9 個(平年値 11.7 個)でした。
日本への台風の上陸は台風第 7 号の 1 個(平年値 3.0 個)でした。

台風第2 号
沖縄地方及び九州南部・奄美地方に接近し、本州の南海上を東に進みました。本州付近に停滞した梅雨前線に向かって台風周辺の非常に暖かく湿った空気が流れ込んだため、西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨となりました。

台風6 号
沖縄地方、九州南部・奄美地方及び九州北部地方に接近しました。台風は複雑な進路となり、長い期間影響を受けた沖縄地方や奄美地方、台風接近前から雨が降り続いた九州南部や四国地方を中心に大雨となりました。

台風 7 号
和歌山県に上陸しました。台風の通過や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、近畿地方や中国地方を中心に記録的な大雨となり、鳥取県では大雨特別警報を発表しました。

台風 13 号
沖縄地方、四国地方、近畿地方及び東日本に接近しました。南から暖かく湿った空気が台風の東側に流入し台風の中心から離れた場所で雨雲が発達したため、関東地方や東北太平洋側で大雨となりました。