県内外の子どもたちが熱戦を繰り広げる将棋の大会が、広島県府中町で開かれました。

「将棋怪童戦」は、府中町出身で、病気と闘いながら将棋界の頂点を目指して29歳で亡くなった、村山聖九段の功績をたたえて、毎年開かれています。

ことしは未就学児から高校生まで、県内外の180人以上が参加し、真剣なまなざしで取り組んでいました。実際に将棋を指しながら、プロ棋士から指導も受けました。

初参加した広島市の小学2年生は「相手の攻撃が強かったから『どうしたらいいんじゃろう』と。次はもうちょっと練りたい」と話しました。

村山九段の両親も会場を訪れ、大会の様子を見守っていました。

村山九段の父親・伸一さん(90)は、「夢のような感じがします。よくぞここまで長く続いてきた」と、母親・トミコさん(93)は「うれしいです。(聖は)子どもが大好きだったから」と話していました。

ことしは広島市の宇品中学校3年、米田知正さんが勝ち抜き、「将棋怪童」の称号を手にしました。