岡山県美咲町の職員が約290万円の自治会費を着服し、きのう(21日)づけで懲戒免職処分を受けたことが分かりました。

町によりますと、現金を着服したのは住民生活課副参事の56歳の男性職員です。所属する自治会の会計担当として管理していた預貯金口座から、生活費などに使う目的で、2017年4月から去年11月までの間、複数回にわたり、金を引き出していたということです。

自治会が着服に気づき、町役場で調査をしたところ、きのう本人が認め、懲戒免職となりました。着服した現金は今年3月末に全額返済されていたということです。

青野高陽町長は「今回の事案を深く受け止め、改めて職員の服務規律の確保に取り組む」とコメントしています。