ワイパーの根元を壊すと修理代2万円超…
車に雪が積もった朝、走り出す際も注意です。急ぐあまりワイパーで雪を払いがちです。2~3センチ積もったぐらいならワイパーで払うこともできますが、なかには10センチほど積もった雪を無理やりワイパーで落とそうとする人、いませんか?

アームと根元のモーターとの取り付け部分のネジが緩んだり、正しい位置で動かなかったり、ひどい場合にはモーターが焼き付くこともあります。

スーパーオートバックス富山南店 店長代理
高畠洋史さん:「走り出す前、積もった雪はワイパー以外で払い落とすことをおすすめします。フロントガラスに張り付いたゴムが裂けたり、雪の重みでアームが折れたりして修理に出されるお客様が冬の半ばから多くいらっしゃいます。ワイパーだけでなく、モーターや接続部も含めた修理代は2~3万円、またはそれ以上かかることもあります」
かえって立てないほうがよい場合も…
壊れなくても、積もった雪の重みによってワイパーが正しい位置よりも下がり(曲がって)、動きが悪くなります。雪が積もりそうならワイパーを立てて駐車することが望ましいようです。

しかし、駐車する場所が屋根の真下であったり、上から雪が大量に落ちたりしてくる危険がある場所の場合は、かえって立てない方が良い場合もあるということです。
本格的な雪の季節…。ワイパーを上手に使って安全・快適に乗り越えましょう。