上空の強い寒気の影響で、高知県西部では断続的に雪が降っています。また、22日朝は高知県内各地で厳しい冷え込みとなり、高知空港では12月の観測史上最低を更新しました。

歩道に雪が積もり、ゆっくりと橋を渡る人たち(高知・四万十市 午前7時半ごろ)

午前7時半ごろ、四万十川にかかる通称・赤鉄橋(あかてっきょう)では、雪が降る中、通勤や通学などで歩道を渡る人達が自転車を押して歩く様子が見られました。

上空の強い寒気の影響で22日朝は各地で厳しい冷え込みとなり、最低気温は高知空港で氷点下5.8℃と12月の観測史上最低となったほか、16観測地点中13地点で氷点下の朝となりました。厳しい冷え込みは23日にかけて続く見込みです。

「冬至」ゆず湯で体もぽっかぽか(高知市)

22日は二十四節気の一つ、「冬至」。高知市の温浴施設では「ゆず湯」が提供されています。露天風呂には爽やかな香りが漂い、入浴客はほっと一息つきながら温泉で癒されていました。

※高知県内22日朝の最低気温
高知空港…-5.8℃(12月の観測史上最低)、本山町…‐5.2℃
南国市後免…‐3.8℃、いの町本川…‐3.6℃、梼原町…‐3.5℃
香美市大栃…‐3.2℃、四万十町窪川…‐2℃、高知市…‐1.6℃
安芸市…‐1.5℃、須崎市…‐1.1℃、四万十市江川崎…‐1℃
四万十市中村…‐0.4℃、黒潮町佐賀…‐0.1℃、室戸岬…1℃
宿毛市…1.2℃、土佐清水市…1.6℃