ブライダル業界への就職を目指して学んできた専門学校生たちの手作り模擬人前挙式が高知市で行われました。
模擬人前挙式を行ったのは、龍馬情報ビジネス&フード専門学校のブライダルプロデュースコースの2年生14人です。
学校では毎年、卒業制作の場として、司会や音響・会場の演出に至るまで全て生徒たちがプロデュースする模擬人前挙式を行っています。
8月から準備を重ねてきたという今回のイメージは“昭和レトロ”。生徒たちの自身の親世代の結婚式を振り返るきっかけになればとの思いが込められています。
本番さながらにコース料理も振舞われ、少し緊張した様子で接客していました。
ウェディングケーキは“昭和レトロ”のイメージに合わせた大きなプリン。ところが、ちょっとしたハプニングも。
新型コロナで苦しい時期もあったブライダル業界にも、徐々に明るい兆しが戻りつつあります。生徒たちは人生のハレの舞台を作り上げるプロを目指して、懸命に取り組んでいました。
(龍馬情報ビジネス&フード専門学校2年 山中斗真さん)
「就職してからも、きょうと同じ役割をするときが絶対あると思うので、そのときにスムーズに仕事ができるように、いかしていこうと思います。もっとたくさんの人が結婚式を挙げたりして、ウェディング業界をみんなで盛り上げたらなと思います」
生徒の多くはすでにブライダル業界への就職が決まっていて、来年の春から新たな一歩を踏み出します。