大根をどれだけ薄く長くむけるか。調理を学ぶ高校生によるかつらむき大会が大分市で実施され、生徒が授業で培った技術を競いました。

大分市の福徳学院高校の健康調理科では技術力の向上を目的に大根のかつらむき大会を実施しています。

21日は2年生と3年生36人が参加しました。授業や家庭で練習を重ねてきた生徒たちは、制限時間20分でどれだけ薄く長くむけるかを競いました。均等な薄さになっているかなどを基準に審査が行われた結果、3年生の三井実優さんが1位に輝きました。

(三井実優さん)「3年生最後で1位がとれたのですごくうれしい。ホテルに就職するので、きょうやったことをそのままいかせるように頑張っていきたい」

生徒は卒業と同時に調理師免許を取得し、料理人としての就職や管理栄養士を目指して進学する生徒が多いということです。