環境省関東地方環境事務所は21日、11月に発表した今年の尾瀬国立公園の入山者数に誤りがあり、当初の発表より1万人ほど少ない約16万3000人だったと訂正しました。
環境省によりますと、福島・群馬・栃木・新潟の4県にまたがる尾瀬国立公園に今年入山した人の数は、16万3499人でした。
11月30日には「17万3479人」と発表していましたが、入山口のうち鳩待口(至仏山方面)で「入山者数」を報告すべきところ「下山者数」を報告していたため、数字に誤りがあり、環境省は21日、謝罪して訂正しました。
尾瀬国立公園の入山者数は、新型コロナの5類移行に伴い行動制限がなくなったことで3年連続での増加となりましたが、2008年の調査開始以降、過去4番目に少なくなっています。
月別で入山者数が最も多かったのは、ニッコウキスゲが見ごろとなる7月の約3万7422人、次いで6月が約3万5534人でした。














