大麻由来の成分に似た合成化合物が含まれる疑いのあるグミなど38の製品について、厚生労働省が国内での販売や広告を禁止しました。

いわゆる“大麻グミ”の問題を受け、厚労省はグミから検出された合成化合物「HHCH」を指定薬物に指定しています。

ところが、今年11月以降、大麻由来の成分に似た別の物質「HHCP」などを含む製品を摂取し、救急搬送される事例が少なくとも6件確認されています。

このため、厚労省はこれらの物質が含まれる疑いのあるグミやクッキーなど38の製品について、輸入や販売・広告などを禁止しました。

厚労省は年明けにも「HHCP」などの類似の成分を包括的に指定薬物にする方針です。