新NISA制度の開始が来年1月に迫るなか、NISAの口座数に関する最新のデータが発表され、昨年末より15%増加しました。

日本証券業協会によりますと、NISAの口座数は今年9月末時点で1356万口座と、去年の年末に比べ、15%増加しました。このうち、投資信託を運用する「つみたてNISA」の口座数は全体のおよそ4割にあたる623万口座で、去年より25%伸びています。

日本証券業協会 森田敏夫会長
「資産運用のニーズは間違いなく高まってくる局面。『貯蓄』から『投資』を健全なかたちで大きな流れにしていきたい」

投資信託や株式などの運用益が非課税になるNISAをめぐっては、来年から投資上限額の引き上げや投資可能期間の恒久化など制度の拡充が予定されていて、若い世代などを中心に関心が高まっています。