政治資金パーティーの問題を巡り、きのう派閥事務所が家宅捜索を受けた二階派に所属する小泉法務大臣が先ほど取材に応じ、「国民に誤解が生じないよう派閥を退会した」と明らかにしました。

小泉龍司 法務大臣
「国民の誤解を招くことがないよう、政策集団志帥会(二階派)を退会したい、離脱したいとの考えを二階会長にお伝えしまして了承をいただきました」

小泉法務大臣はきょう正午前に、所属する二階派側に退会届を提出し受理されたということです。

退会の理由について小泉氏は「公平・公正に法務行政を遂行していくのが役割であり、国民の目から見た時に誤解が生じないようにするため」などとしています。

二階派の事務所にはきのう、東京地検特捜部が派閥の政治資金パーティーをめぐり家宅捜索に入っていて、野党側からは検察に対する指揮権を持つ小泉氏は辞任すべきとの声も上がっていました。