九州北部地方では、21日から2日頃にかけて冬型の気圧配置が強まる見込みです。平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。
長崎地方気象台は19日午後4時5分「大雪に関する長崎県気象情報」発表しました。
21日から22日にかけて、九州北部地方の上空1,500メートルに、マイナス12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、明日(20日)夜から断続的に雪が降り、山地、平地ともに積雪となるおそれがあります。山地を中心に『大雪警報』発表の可能性があります。
雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。
大雪に注意・警戒してください。
早期注意情報(警報級の可能性)
21~22日長崎県(壱岐・対馬を除く)
【大雪】:中
※ ↓最下部で「早期注意情報」について解説しています
雪の予想
20日18時から21日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
南部の山地 5から10センチ
北部の山地 5から10センチ
南部の平地 1から5センチ
北部の平地 1から5センチ
五島 1から5センチ
その後、21日18時から22日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
南部の山地 10から20センチ
北部の山地 10から20センチ
南部の平地 5から10センチ
北部の平地 5から10センチ
五島 5から10センチ
※山地は標高200メートルを超える地域
防災事項
降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒してください。また、雪による視程障害に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
【早期注意情報(警報級の可能性)とは】
気象庁は警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報(警報級の可能性)」として高、中の2段階で発表しています。警報級の現象は、ひとたび発生すると命に危険が及ぶなど社会的影響が大きいため、可能性が高いことを表す高だけでなく、可能性が高くはないが一定程度認められることを表す中も発表しています。