「トロイの木馬に感染した」などという嘘の警告を信じ、60代の男性が約90万円分の電子マネーをだまし取られる被害にあいました。
詐欺の被害にあったのは、福島県郡山市の60代の男性です。
郡山警察署によりますと、17日午後1時ごろ、男性が自宅でパソコンを操作中、画面に「トロイの木馬に感染しました」などというメッセージが表示されました。
男性が、表示された電話番号に連絡すると「ウイルスの駆除に電子マネーが必要」などと言われ、信じた男性は市内の複数のコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、相手にコード番号を教え、約90万円分をだまし取られたということです。
警察は、パソコンの操作中に「ウイルスに感染した」などと表示された場合や、電子マネーのコード番号を求められた際には詐欺を疑い警察に相談すること、安易にコード番号を教えないことなどを呼びかけています。