今年も残すところあと10日あまりです。年末年始を前に高知市の市場では正月飾り用の花などの競りが行われました。
高知市の土佐花き園芸市場では毎年、この時期に正月飾り用の花などの競りが行われます。19日も朝早くから生花店の人たちが赤い実をつけた南天や竹、加工された柳などを次々と競り落としていました。このうち南天は今年、台風の影響がほとんどなく実が落ちることも少なかったため、去年に比べ出荷量が多く、値段も比較的安いということです。

アレンジは年々バラエティに富んできているといい、最近では南天の実を取り、正月用として生ける花に飾るのが人気だということです。
(土佐花き園芸市場 岡林保宏 専務)
「今年あまり景気もよくなかったし苦しい状態ですよね。でもやっぱり来年にかけてまた新しい年を迎えるということで縁起ものですから飾って新年を迎えてもらえてもらったほうがいいです」
土佐花き園芸市場の競りは年内は12月29日まで、年始は1月5日から始まります。