「警察とかに聞いてみたら?」警察に聞いてみた!すると...

というわけで、さっそく津山警察署へ。不思議なパトカーについて尋ねてみると…
(津山警察署 板野順一交通課長)
「あのパトカーにつきましては、有志の方が交通事故防止のために設置していただいているものになります」

ーその有志の方というのは?
(津山警察署 板野順一交通課長)
「和気町で運送会社をされている、『森下原さん』という方が設置されたものです」
森下原さんに会いに...和気町まで南下してみた
なんと、不思議なパトカーは「個人が設置したもの」だというのです。
早速連絡をとり、岡山県和気町の運送会社へ向かいました。

この方(【画像⑭】参照)が、車両を設置した森下原 輝さんです。
(大輝コーポレーション 森下原輝会長)
「この辺で死亡事故があったから、直線で飛ばすから何か置かないといけないなということで…」

「事故を無くしたい」森下原さんの強い思いが「パトカーみたいなもの」に

きっかけは、会社の前を通る国道374号で、2023年1月に起きた事故でした。トラック同士が正面衝突し、運転していた男性一人が死亡。

長い直線が多く、以前からスピードを出す人が多かったそうで、「なんとかしなければ」と事故をなくす方法を考えました。
(大輝コーポレーション 森下原輝会長)
「いらないパトカーを置いておけば、スピードを出さないだろうということで」
