避難指示が解除されたホテルでも、駐車場にたくさんの土砂が流れ込み、お客さんの受け入れに頭を悩ませています。
ホテルのオーナー 影山茂光(かげやま・しげみつ)さん:
「土砂を撤去してというのをやらないと今週も雪も降るので、この上に雪が乗っちゃうと車が次入れなくなるので」
「希望としては村に(撤去)してもらいたいなというところ」

こうした状況を受けて丸山俊郎(まるやま・としろう)村長は県庁を訪れ、「復旧工事の方法を早急に決めること」や「道路や水路の機能の確保」、また「避難所の運営経費」や通常は自己負担となる「個人の敷地内の土砂の撤去費用」などについて、阿部知事に支援を求めました。
県内は今週、非常に強い寒気が流れ込む見込みで、水分を含んだ泥が凍ることで復旧作業の難航も予想されます。
信州大学の平松特任教授によりますと、今回被害が出た地域では、新たに土砂が流入する可能性は少ないものの、ほかの沢筋は、今回の場所と同じように地盤が緩んでいる可能性があるため、注意が必要だということです。














