高知県仁淀川町ではソフトボール日本リーグに所属するチームの選手たちによる教室が開かれました。厳しい寒さの中、参加した小中学生は多くの事を学ぶことができたようです。

この教室は子どもたちにソフトボールの基礎を学んでもらおうと開かれました。参加したのは池川小学校を中心とした小学生チームと、今年の全国中学校ソフトボール大会で準優勝した池川・仁淀・尾川中学校の選手たち。

ソフトボール日本リーグに所属する高知パシフィックウェーブの7人の選手たちが講師を務め、午前中は体育館でキャッチボールの仕方やゴロの捕球の仕方など基本的な動作を教わりました。

「体をしっかり全体を使って軸足に(体重を)乗っけて正しいフォームで、ただここで思い切ってギュッと投げたら相手がけがするので、そこは指にしっかりかけるだけ、指の腹にかかる感覚だけを意識をしながら近い距離でキャッチボールを始める」

雪が降る、厳しい寒さの中で行われた午後からの練習。小中学生は連携プレーやミニゲームなどを通して楽しみながらソフトボールの魅力に触れることができたようです。

(池川子ども会 井上晴翔 主将)
「自分は時に用事とかがあって練習ができないので、家の中での身近な行動とか、腰の切り方みたいな運動方法とかそういうのを教えてもらったのでそこを頑張ってやりたいと思います。将来は片岡大洋選手みたいな、キャッチャーで日本代表に選ばれるような選手になりたい」

(高知パシフィックウェーブ 片岡大洋 主将)
「2026年のアジア大会で男子ソフトボールも初めて種目として入るので、男子のソフトボールも少しずつ正式なオリンピックの方へという動きも出てきてると思いますので、そこへ次世代の子たちをこの高知県から出てこられるよう僕たちとしても次世代へつなげることができれば」