岩手県の達増知事は18日、年内最後となった定例会見で今年1年を振り返り、今年を象徴する1文字を発表しました。

(達増知事)
「ポジティブな今後の岩手の可能性をどんどん開いていく動きが目立つ1年だったと思います。」

達増知事は18日の会見でこの1年について、盛岡市がニューヨークタイムズ紙の「今年行くべき52か所」に選ばれたことや、ワールドベースボールクラシックで優勝に貢献した奥州市出身のメジャーリーガー大谷翔平選手をはじめ、岩手出身者のスポーツや文化での活躍が象徴的だったと語りました。さらに今年の一文字について問われると、アルファベットの「W」を挙げました。猛暑に見舞われた夏の気象を「Weather」世界で起きている戦争の「War」に起因する物価高騰が県民生活に影響を与えていることなど、英語の頭文字「W」で始まる単語から1年を振り返りました。来年に向けては「岩手の可能性をより確かなものにしていきたい」と抱負を語りました。