ことし10月に人間国宝に認定された祝嶺恭子さんと、大湾清之さんが18日に県庁で玉城知事と面談し、積み上げてきたものを「次の世代へ伝えたい」と意気込みを語りました。

12月18日に県庁を訪れたのは「首里の織物」の染織作家・祝嶺恭子さんと、「琉球古典音楽」の演奏家・大湾清之さんの2人です。
ことし10月に人間国宝に認定された2人は、その報告と県民への感謝を伝えるため玉城知事と面談しました。
染織作家 祝嶺恭子さん
「やればやるほど、先達の知恵や工夫が見えてきた。人間国宝に認定され、自分たちがやってきた活動の信頼度が高まったと思う」
演奏家 大湾清之さん
「琉球古典音楽に、もともとあった演奏理論に基づいた演奏を伝えていきたい」
2人はこのように述べた上で、これまで積み上げてきたものを「次の世代へ伝えたい」と意気込みを語りました。

玉城知事は「技法の探求や継承が高く国から評価された」と応じ、2人の快挙を祝いました。