特別支援学級で担任だった男性教諭が障がいのある児童2人に「生きる価値なし。死ぬしかない」などと暴言や暴行を繰り返していたにも関わらず、学校側が適切な対応をしていなかったとして児童とその保護者が慰謝料などを求め姫路市を提訴しました。

訴えを起こしたのは兵庫県姫路市立の小学校の特別支援学級に通っていた児童2人と児童の保護者です。

訴状によりますと、特別支援学級の担任だった男性教諭(当時39)は、2018年度~2021年度にかけて自閉症などがある男子児童2人に対し「お前はクソや」「生きる価値なし。死ぬしかない」などの暴言や頭を机に押さえつけるなどの暴行を繰り返し、児童2人はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したということです。

兵庫県教育委員会は、少なくとも34回の暴行や暴言が確認されたとして、男性教諭を2021年9月に懲戒免職処分としています。

児童の保護者らは、校長が職員から報告を受けながら教諭を口頭注意するのみで3年以上事態を放置したうえ、市教委も校長から報告を受けた2021年6月以降、男性教諭が学校現場に戻る可能性を示唆するなどし、児童らが精神的苦痛を受けたとして、市に対し慰謝料など計2000万円を求め、18日午前、神戸地裁姫路支部に提訴しました。