どこに貼ると、どこを温められるのか?
まず、下半身の冷えには今年の干支、『うさぎ』貼りです!

背中側、腰のあたりに普通サイズのカイロを『横向き』に1枚、その上にミニサイズのカイロを『縦向き』で2枚貼ります。こう貼ると、うさぎの頭のように見えるので『うさぎ貼り』と呼んでいるそうですが、背骨をくるむように走る脊柱起立筋を集中的に温めることで、下半身が温まるそうです。
続いて、おなかの中からの冷えには『はさみ貼り』。おなか側、下腹の位置に普通サイズのカイロを1枚、背中側、腰の位置に1枚、いずれも横向きでおなかの中を挟むように貼ると効果的だそうです。
そして、全身をまんべんなく温めたい方には『2枚貼り』。背中側、肩甲骨の間に1枚、そして腰にもう1枚横向きで貼る『2枚貼り』がおすすめということです。
ちなみに、「カイロを揉むと早く温まる」と聞いたことがありますが・・・よく揉んだから早く温まるということはないそうです。むしろ、空気を取り込むための特殊な素材を使っているため、揉んでしまうと目詰まりを越したり、中身の粉が片寄ってしまうので、揉まないでくださいということなんです。
では、使い終わった後はどうすればいいのか・・・
『使い切りカイロ』の場合、山口県内19市町では、ご覧のようになっています。
燃えるゴミ
下関・長門・萩・阿武町・防府・山陽小野田・岩国
周防大島・和木町
燃やせないゴミ
山口・宇部・柳井・上関町・平生町・田布施町
その他
周南(処理困難物)
美祢(固形燃料化できないゴミ)
光・下松(埋め立てゴミ)

使い終わった後のカイロを庭や畑にまくのはNGです。環境を汚染するようなものは入っていないが、塩が入っているため土壌が変わって作物に影響する場合があります。
寒さ対策にカイロを取り入れてみてはいかがでしょうか。
(2023年1月 取材協力:小林製薬)