いまコンビニおにぎりが進化していると聞き、店舗や工場を覗いてみました。

■異例のヒット のり弁がそのままおにぎりに!?


駅ナカを中心に展開する「ニューデイズ」を訪ねると…

ご飯で包まず、上にドーン。
おにぎりの具が圧倒的存在感を放っています!


累計約160万個を売り上げる人気シリーズ「スゴおに」です。なかでも、シリーズ最大のヒット商品が…

「のり弁」を、そのままおにぎりにしちゃった、その名も「のり弁にぎりました」


具材も白身フライ・ちくわ天・卵焼きなど、7種類。さらに、シリーズ1周年記念として、今だけタルタルソースを増量!パワーアップして再登場しました。


JR東日本クロスステーション 商品開発担当者
「最初はここまで反響をいただくとは思っていなかったんですが、
異例なヒットをいただいております」

今後も気になる商品が続々登場する予定だといいます。

■ローソンは希少ブランド米で勝負 具材会議を覗くと…


ローソン 竹増貞信社長
「日本にはいいお米がたくさんある!」

こう熱く語るのはローソン。5日、新作のおにぎりを発売しました。
全国各地の希少なブランド米を100%使用した新シリーズ「日本おこめぐり」


その第一弾が、粒立ちがよく、しっとり上品な口あたりが特徴の北海道産「ふっくりんこ」を使用したおにぎりです。

これをダイレクトに味わえる「ふっくりんこ 塩にぎり」。

さらに、このお米にあう最高の具材として北海道産の秋鮭とピリ辛の大葉味噌を合わせた「ふっくりんこ 焼鮭ほぐし大葉味噌」が発売されました。


(※店舗により品揃えがない場合があります)

山形純菜アナウンサー
「うん!ふっくらもっちりしていますね。鮭とお味噌のしょっぱさが、ご飯の甘みを引き立てていて、どんどんご飯と一緒に食べたくなるような美味しさですね」


このうまさの秘密を探るため、Nスタは今回、新作おにぎりの製造ラインにメディア初潜入!


早速出てきました!炊きたての"ふっくりんこ"

製造マシーンで長方形にされ、具材職人が手作業で「焼鮭大葉味噌」を乗せていきます。


日本クッカリー厚木工場 倉田真光さん
「ほぐした大きさが維持できるように、手作業でないとちょっと難しい商品になります」

その後、具材がのったご飯シートがぎゅっと折りたたまれると、手で握ったときの食感を再現するため、押す強さを機械で調整すること4プッシュ。両面に塩が吹きかけられると…甘みが強く、ほろっと崩れるおにぎりが完成しました。


この新作おにぎり、お米に合わせる具材にも、こだわりがたくさんあるようで…

ローソン商品本部おにぎり担当 内田恵美さん
「今日は14種類ご準備いただいていますので…」

11月に発売予定、シリーズ第三弾のおにぎりの具材を選ぶ会議です。

Nスタは気付いてしまった。
机の上に色んな「たらこ」が乗っていることを!


ローソン商品本部おにぎり担当 内田恵美さん
「事前にお米マイスターの方にお米と具材の相性で、アドバイスをいただいた。たらこ系と非常に相性がいいよということで」

第三弾で使われるのが、石川県産の「ひゃくまん穀(ごく)」

いつでも新米のようなツヤ感と芳醇な香りが特徴。食感が楽しめる、たらこをメインにしたおにぎりになりそうな予感です…。

社員たち
「ちゃんとゆずの感じがすごく…」
「風味が残ってますよね」
「しその実も、しその実で風味が残ってて…」
「明太子はちょっときついなって感じがした…」


たらこにアレンジを加える、ってことですかねぇ…?

Nスタ
「今おにぎり何個目ですか?」
社員
「6個目です。全部食べようと思っています」

最高の組み合わせを見つけるため、何個も食べるのは当たり前!こうして至高のおにぎりが完成するんです。

コンビニ各社「おにぎりの陣」。まだまだ熱い戦いが続きそうです。