立山黒部アルペンルートを走る国内唯一のトロリーバスが、来シーズンいっぱいで運行を終了します。

富山県の立山黒部アルペンルートの立山トンネルトロリーバスは、室堂駅から大観峰駅までの3.7キロをつないでいて、1996年の運行開始からおよそ28年間で1920万人以上が乗車しました。

トロリーバスは架線から取った電気を動力とし鉄道の一種に区分されるユニークな乗り物で、現在、国内では立山トンネルだけで運行しています。

しかし、交換部品の調達が困難となり、再来年4月からは電気バスに変更となります。

来シーズンは、トロリーバスのラストイヤーとなるため、立山黒部貫光は記念のイベントなどを開催したいとしています。