大谷選手を育てた名将は花巻で入団会見を見ていました。元WBC日本代表監督の栗山英樹さんが15日、講演会で岩手県花巻市を訪れ、大谷選手への期待を語りました。

講演会は大谷選手の母校である花巻東高校が主催したもので、生徒のほか市民など約3000人が詰めかけました。栗山さんは日本ハムの監督時代に大谷選手をドラフト1位指名して指導に当たったほか、今年のWBCでも主力選手として起用し世界一に輝きました。

(栗山さん)
「1000億円、おめでとうございます!」

冒頭からユーモアたっぷりに会場を沸かせた栗山さんは大谷選手の入団会見を花巻市内で見たということです。

(栗山さん)
「まさかこの花巻で(会見を)見るとは思わなかった。とても感じることがあった。よかったなと」

会見の中で印象に残った点を問われると…。

(栗山さん)
「デコピン(笑)野球に全てをかけていくので、(何かに)愛情をかける表情をなかなか見る機会が少ない。本質はあのような選手なので、表情を見てもらえてよかった。ここからが本当のスタート。本当に楽しみにしている」

大谷選手だけでなく、高校の後輩たちや花巻市民、そして栗山さんにとっても特別な日になりました。