岩手県の奥州保健所管内と宮古保健所管内にある教育・保育施設の2か所で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生し、園児合わせて22人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生は24件(前年同時期33件)です。

県によりますと、奥州保健所管内の教育・保育施設で12月11日から15日にかけて0歳児から4歳児までの園児11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。いずれも重症ではなく、現在はいずれも回復傾向にあるということです。検査の結果、症状のある2人からノロウイルスが検出されました。
宮古保健所管内の教育・保育施設では12月12日から14日にかけて0歳児から5歳児までの園児11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。いずれも重症ではなく、現在はいずれも回復傾向にあるということです。検査の結果、症状のある5人からノロウイルスが検出されました。