アメリカのバイデン政権がイスラエルに対して、年末までにガザでの地上戦の規模を縮小するよう求めたとアメリカメディアが伝えました。

アメリカのニューヨーク・タイムズは14日、イスラエルを訪問しているサリバン大統領補佐官がイスラエル政府に対して、年末までにガザでの地上戦の規模を縮小するよう求めたと伝えました。

バイデン政権はイスラエルに対して、ガザで民間人の保護を徹底するよう繰り返し求めていて、イスラエルの特殊部隊による「ハマス」の指導部の殺害や地下トンネルの破壊、人質の救出などに的を絞った作戦への移行を想定しているということです。

記事は、イスラエルのガラント国防相が、ハマスとの戦闘が「数か月以上続く」との見通しを示したことを受けての対応だと伝えています。

これに関連してアメリカのNSC=国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は14日、サリバン補佐官がイスラエルのネタニヤフ首相と「高強度の作戦」から「低強度の作戦」に近く、移行する可能性について話し合ったと説明しました。ただ、作戦を移行する具体的な時期については「ハマスに今後の見通しを伝えることは避けたい」として明言しませんでした。

また、バイデン大統領は14日、「イスラエルには民間人をどうやって保護するかに集中してもらいたい。ハマスへの攻撃をやめるのではなく、より慎重に進めてほしい」と話しました。