自分たちが育てた米を多くの人に食べてもらいたい!高知県いの町の小学生が食品の卸売会社からアドバイスを受けながら、米の商品化を行いました。

いの町の伊野南小学校では毎年地域の人たちと協力し、米作りを行っています。14日は5年生22人が地域のみんなで作った米を商品にして販売しようと、高知市の卸売会社「高知食糧」の出前授業を受けるかたちで商品化の作業を行いました。授業では米作りにかかった費用や苦労と、一般的な米の価格のバランスを考えながら自分たちの商品の価格を考えます。

「1600円にしよう!」
「高いって!」

自分たちで描いたラベルを貼って、ゴミや髪の毛などが袋に入らないよう気をつけながらゆっくりと米を入れると完成です。商品名は地域の人たちと協力し合ったことから「結ぶ(むすぶ)」に、価格は2kg1200円に決まりました。

「田植えが一番大変だった」
「米を入れたりくくったりするのがちょっと難しかった。おいしいな、幸せだなという思いで食べてほしい」

子どもたちにおすすめの食べ方を聞いてみました。

「納豆ごはん!」
「卵かけごはん」
「わかめごはん」
「ふりかけをかけたらおいしいと思う」

子どもたちが商品化した米は15日、いの町のサンプラザ新鮮館天王で午前11時から60袋限定で販売される予定です。