この時期としては10年に一度の著しい低温・降雪量となる可能性がいつもより高まっているとして、気象庁は「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国の一部地域では、20日頃から顕著に多い降雪量となるおそれがあります。
気象庁によりますと、来週からは冬型の気圧配置が強まり寒気が流れ込みやすくなるため、東北から沖縄までの広い範囲で、20日頃にかけて気温が平年よりかなり低くなり、大雪となるところもあるとしています。
各地の早期天候情報です。
【北海道日本海側】
12月20日頃から「大雪」(5日間降雪量平年比144%以上)
北海道日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
【東北地方】
12月20日頃から「かなりの低温」(5日間平均気温平年差 ―2.3℃以下)
東北日本海側では20日頃から「大雪」(5日間降雪量平年比 207%以上)
東北地方は20日頃からは気温がかなり低くなる可能性があります。
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。