ウチナーグチの魅力を幅広く知ってもらおうと、沖縄キリスト教学院大学でウチナーグチの企画展が開かれています。

この取り組みは、ユネスコの消滅危機言語にも認定されている、ウチナーグチを次の世代へ受け継いでいこうと学生たちが企画したもので、ウチナーグチにまつわるクイズなどが展示されています。

会場を訪れた学生たちは早速クイズに挑戦し、かつて教育現場などでウチナーグチを使った人が首からかけさせられた「方言札」にまつわるクイズや、ひまわりをウチナーグチで「ヒーグルマー」ということなどを学んでいました。

4年生 名嘉萌華さん
「ウチナーグチは私達の先祖が大切に使ってきた1つのアイデンティティなんだということを伝えたい」

4年生 上里和花さん
「言葉には歴史も隠されているし、沖縄らしさがなくなるのが嫌で若い人たちに少しでも興味を持ってもらえるとうれしい」

同年代の学生にウチナーグチに興味を持ってもらい、まずは“知る”ことから始めてもらいたいと企画されたこのイベント。キリスト教学院大学で15日まで開かれていて、誰でも無料で参加できます。