島根県の職員が送付したメールでまた、アドレス流出です。

8日に続き、今度は12日に高齢者福祉課の職員が、送信先全員のアドレスが表示された状態でメールを一斉送信し、94件のアドレスが流出しました。

島根県によりますと、12日午後、高齢者福祉課の職員が県内の訪問看護ステーションのうち94か所に、研修会の案内をメールで一斉送信しました。

こうした場合、他の送信先のアドレスが表示されないようにすべきところを、誤って、すべて表示される形で送ってしまったということです。

メールを受信した別の職員の指摘で直後にメールの削除要請などを行い、これまでに被害の連絡は入っていないとしています。

島根県では、今月8日にも雇用政策課が同様の形で375件のメールアドレスを流出させていて、複数の職員による確認や研修などにより再発防止を図るとしていました。