暗証番号の設定が不要な「顔認証マイナンバーカード」の申請受付が今月15日から始まります。

河野太郎デジタル大臣
「高齢者をはじめ、暗証番号の設定、それから施設に入られている方のように暗証番号の管理が不安だという方もカードを利用できるように、暗証番号の設定が不要な認証カードを、今週15日から導入をすることになります」

現在、マイナカードを取得する際には暗証番号の設定が必要ですが、河野大臣は今月15日から暗証番号の設定が不要な「顔認証マイナンバーカード」の申請を受け付けると発表しました。

カードの追記欄には「顔認証」と記載され、認知症などでカードの暗証番号の管理に不安がある人だけでなく、希望する人は全員申請できます。

ただ、住民票の写しなどの証明書のコンビニ交付やマイナポータルでの税金、年金情報の確認など、暗証番号が必要となるサービスは利用できず、「マイナ保険証」として目視による本人確認での利用などに限られます。