世界陸上連盟(WA)は今年、活躍した選手に贈るワールド・アスレティックス・アワードを日本時間12日に発表。これまで1名しか選ばれなかった最優秀選手を今年からトラック、フィールド、スタジアム競技外の3部門で男女各1名ずつ計6名を選出した。

男子は世界陸上ブダペストで3冠(100m、200m、4×100リレー)を果たした短距離のN.ライルズ(26、アメリカ)や女子は三段跳びで世界陸上4連覇を果たしたY.ロハス(28、ベネズエラ)が名を連ねた。

日本からはやり投で日本記録を2度更新し、世界陸上で金メダルを獲得した北口榛花(25、JAL)が、最初発表の10人に選ばれたが最終候補には残らなかった。


【男子】
■トラック
100m/200m・N.ライルズ(アメリカ)
■フィールド
棒高跳・A.デュプランティス(スウェーデン)
■スタジアム競技外
マラソン・K.キプトゥム(ケニア)

【女子】
■トラック
1500m/マイル/5000m・F.キピエゴン(ケニア)
■フィールド
三段跳び・Y.ロハス(ベネズエラ)
■スタジアム競技外
マラソン・T.アセファ(エチオピア)