きょう12月12日は語呂合わせで「島にんじんの日」です。
生産量県内一を誇る中城村では消費拡大を目指すイベントが行われました。

中城村では現在、40戸の農家が島にんじんを生産していて、年間およそ40トンの生産量は県内シェア7割を占める一大生産地です。

沖縄の在来種である島にんじんの食文化を未来に継承しようと、村では「いいにんじん」の語呂合わせにちなんで12月12日を「島にんじんの日」とする条例を制定して消費拡大に取り組んでいます。

地域の子どもたちや生産者らが出席したセレモニーでは浜田京介村長が島にんじんの旬入りを宣言し、参加者に村内で収穫された島にんじんがプレゼントされました。

島にんじんをもらった人
「今年初の島にんじんだから、しんじぐゎーして食べよう」
(Qよく召し上がる?)
「大好きですね。柔らかくて。栄養いっぱいで」

村では、今月末までを「島にんじんウィーク」と銘打ち、村内の8店舗で島にんじんを活用した伝統料理などを提供するイベントを実施して島にんじんをアピールしていくということです。

中城村野菜産地協議会・安里雄徳さん
「これから中城村では島にんじんの旬が始まります。皆さん、美味しい島にんじんをたくさん食べて下さい」