ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約合意した大谷翔平投手(29)の契約内容の一部が11日(日本時間12日)、分かった。複数の米メディアが伝えた。来季から契約満了となる33年までの10年間、大谷の年俸は200万ドル(約2億9000万円)であることが判明。ESPNのジェフ・パッサン記者はSNSで、大谷の年俸はチームで17番目と伝えた。上位は1位、M.ベッツ(31)が44億円、2位、F.フリーマン(34)が39億円、3位はC.テーラー(33)21億8000万円となっている。

総年俸の約97%に当たる6億8000万ドル(約986億円)が据え置かれ、2034年以降に残りが支払われる。ESPNのパッサン記者はMLBがこの契約に異議を申し立てる可能性について触れ、その答えは「NO」。その理由を「労働協約にはこれに関する具体的な条項がある」と説明した。