全国で確認されている障害者手帳とマイナンバーとの紐付けミスについて、熊本県内では9件あったことが明らかになりました。
マイナンバーの情報について、国は全国の自治体に一斉点検を指示し、熊本県は約8万2000件を点検していました。

熊本県によりますと、その中で障害者手帳の情報が他の人のマイナンバーに紐付けられている事案が9件あったということです。
政府が運営するオンラインサービス、「マイナポータル」で、手帳番号や交付日、障害の種類・等級が閲覧できる状態でした。
申請者本人の記載ミスや、申請書やシステム上に誤った番号を入力したことが原因としています。すでに対象者の情報は閲覧できないようになっていて、これまでに被害は確認されていないということです。
熊本県は確認作業を徹底し、再発防止に努めるとしています。














