高知県四万十市の四万十川流域で、手作りのイルミネーションが訪れる人達を楽しませています。

四万十市田出ノ川(たでのかわ)の「四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ」。四万十川近くのキャンプサイトがライトアップされています。およそ1万個のLEDなどが飾り付けられていてテーマは『星空』。流れ星のように走るすだれ状の光や色とりどりの光が煌めくタワーなどが観られます。

「クリスマスツリーみたい!何か、木登りしているクリスマスツリーみたい、下に行ったり、上に行ったりしてるからきれい!」

この日は、キャンプを楽しむ人達の姿もがあり、テントの中の微かな明かりと背後の、鮮やかなイルミネーションの光が対照的です。

「すごくきれいですよね、手作りの感じで…。紅葉もあるし、景色もいいし、川もきれいだし、最高だと思います」

「かわらっこ」のイルミネーションは今月24日まで行われます。

かわってこちらは四万十市北西部の西土佐地域。四万十川にかかる津大橋のたもとの両側でイルミネーションが灯されます。川で結ばれる2つの地区の住民たちが年末年始に地域を活気づけようと20年余り前から行っています。

様々な光のオブジェは全て手作りで、およそ6万個のLEDを飾り付けているといいます。テーマは『ゲームの世界』、こちらの部屋に入るとまさに、その世界を体感できます。

「楽しいねぇ、すごく楽しい。ワクワクするねぇ」

光のオブジェには訪れる人を楽しませるための工夫が凝らされています。カボチャの馬車の椅子に座ると…。

光が赤に変わります。

「きれい!なんかお姫さまになった気持ち…」

そして、こちらはキャラクターのメリーゴーランド。近くにセンサーを取り付けてあり人が近づくと、感知して回り始め、音楽と共にシャボン玉が飛び出します。

色とりどりの光が夜の山里を彩る西土佐のイルミネーションは来年1月20日までです。