業者が証言「コンクリート不足を隠すため」

 12月8日に行われた和歌山県議会で、八郎山トンネルの施工不良に至った原因について質問が及びました。業者側からの連絡が少なかった点について、県担当者は「聞き取り調査に対して業者はコンクリートが不足していることを隠すためだったと話している」と明らかにしました。

 そのうえで、県担当者は「今回の施工不良で多大なるご迷惑をおかけした。確認が適切に行われていれば今回のような事態には至らなかった。再発防止に努めます」などと話しました。