JR予土線周辺地域の観光振興につなげようと建築家の隈研吾さんがデザインした木製ベンチが高知県四万十町の海洋堂ホビー館に設置されました。
こちらが四万十川流域で育ったヒノキ製のベンチです。
デザインは建築家の隈研吾さん。海洋堂が協力して、JR予土線が通る四万十市西土佐の製材所が制作しました。
隈研吾さんは「JR予土線圏域の明日を考える会」の総合プロデューサーを務めていて、ベンチには沿線地域の観光振興につながればという思いが込められています。
片方の脚は角材を交差させた作りに。もう片方の脚の接続部分の金具を覆うキャップには、ムササビの顔を模ったフィギュアがあしらわれています。
沿線地域でムササビのことを“モマ”と呼ぶことからこのベンチは『モマベンチ』と名づけられました。
(JR予土線圏域の明日を考える会 上甲俊史マネージャー)
「気楽に腰かけて楽しんでもらえたらいいと思っています」
『モマベンチ』は四万十町の海洋堂ホビー館四万十の屋外ステージの隅に設置されています。