人体に有害な有機フッ素化合物「PFAS」の処理技術を紹介するセミナーが那覇市で開かれました。

環境アセスメントなどを行う業者の団体建設環境コンサルタンツ協会が開いたセミナーでは、県内で唯一PFASの処理施設として焼却温度1000℃以上などの要件をクリアした琉球セメントの取り組みが紹介されました。

また、気泡に物質が吸着する性質を利用して、清水建設が開発した水中に含まれるPFASを細かな気泡に付着させて回収する、泡沫分離法も紹介されました。

この技術は研究段階のものですが、実用化されれば費用を抑えて土壌や工場排水の処理に利用できる見込みということです。