高知市は市議会の12月定例会に66億6400万円の補正予算案を提出する方針です。子ども・子育て支援や社会福祉の充実など、幅広い分野への支援を盛り込んだとしています。

高知市議会12月定例会に提出される補正予算案は、一般会計で66億6400万円です。物価高騰対策として、子育て世代の負担を軽減するため、中学生から大学生までを対象に路線バスと路面電車の通学定期券代の半額を補助するための費用、およそ7600万円が盛り込まれています。

このほか、医療施設や高齢者施設、障がい者支援施設などの経営をサポートするための支援金=2億8000万円が計上されています。

11月30日に市長に就任したばかりの桑名市長。職員とも十分に話し合って今回の補正予算案を固め、初めての議会に臨みます。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「幅広い分野への支援ということを心がけた。選挙中も訴えていたが、子育ての皆さまへの支援、高齢者、働く皆さまそれぞれ訴えてきた。それが盛り込まれるよう気を付けた」

高知市議会12月定例会は12月14日(木)に開会します。