盛岡市の新庁舎整備をめぐり、中心部の再開発に取り組む組織などが7日、新庁舎を引き続き内丸地区に整備するよう市に申し入れました。

商業施設「monaka(モナカ)」を整備する組合や地元の商業者と住民でつくる団体の関係者11人が7日盛岡市役所を訪れ、内舘茂市長に要望書を手渡しました。
要望では新庁舎を候補エリアに挙げられている内丸地区、盛岡駅西地区、盛南地区のうち、現在と同じ内丸地区に整備するよう求めていてます。
加えて行政機関や公共施設、民間施設を複合化した建物の検討を提案していて、人の流れを生む地域活性化に対応するよう訴えました。

(中ノ橋通一丁目地区市街地再開発組合 加賀谷輝雄 理事長)
「決断というのは早くすることによって投資家もいるのでなお一層まちができてくると思う。今までと違ったまちづくりもできるのでは」
(内舘茂 盛岡市長)
「経済の面から見てもできるだけ早い方がまちの未来が見えてくる。市民にとっても50年後、100年後の盛岡がどうなっていくのかを考えられる」

新庁舎については有識者の審議会が来年度中の答申に向けて現在整備エリアの絞り込みを行っています。