そこで、地元の企業や東京大学などが共同で、2017年から皮むき機に柿をセットするロボットの開発に乗り出しました。

完成したロボットは、AIと3Dカメラによって柿の向きや大きさなどを判別し、正確にへたの中心を捉えて機械にセットすることができます。

羽生さん:
「市田柿の生産現場は高齢化が非常に進んでいる。こういった機械を通じて市田柿の生産がこれからも維持できることを願いたい」

現在は1分間に7個のカキをセットすることが可能で、今後さらに改良を加え、2024年度の実用化を目指すということです。