長野県の南部、南信州特産の干し柿「市田柿」の皮むき作業が、これで全自動になりそうです。
AIなどを搭載し、柿を正確に皮むき機にセットするロボットがお披露目されました。


高森町で6日にお披露目されたロボット。

流れてくる柿を正確に、皮むき機にセットしていきます。

開発した東京大学の担当者:
「へたの部分がみんな形が違う。形が違う中でへたの部分をきちんと見つけるということでAIによる画像処理というものを用いた」

「市田柿」をつくる農家はほとんどが自動の皮むき機を導入しているものの、柿を機械にセットするのは手作業で行っていて、負担になっていました。

JAみなみ信州 羽生弘之(はにゅうひろゆき)さん:
「皮むき機に柿をセットする作業は身体的な負担もあるし、正確にまっすぐに置かないといけないので、非常に精神的な負担もあるので、そういった解消につながればと期待している」