岡山市が進める、路面電車の乗り入れ事業に伴うJR岡山駅前広場の工事です。9月から利用できなくなっていた一般車の乗降場について、きょう(6日)、「降車のみの利用」に限った仮運用が始まりました。

これまでタクシーゾーンだった場所が一般車ゾーンとなり、けさ5時から「降車のみ」での仮運用が始まりました。

(利用者)「便利だと思います。今度は乗れるところが出来るといいのにね」

岡山市が進める、路面電車の乗り入れ事業に伴うJR岡山駅前広場の工事で、今回、タクシーと一般車の出入り口が完全に分離されました。

そして、これまで一般車も入ることができたバスターミナルの入り口はきょうからバス専用になりました。

また、一般車ゾーンや地下駐車場へは駅前広場の南側からのみ進入が可能になりました。

(利用者)「ここはいいですよ、ただここへ入ってくるまでの信号があまりよろしくないなと」

(利用者)「前の方がよかった。個人的ですけど。ぐるっと回らないといけないのでちょっと遠い。急いでいる時は時間が無かったら厳しいと思う」

きょう(6日)から仮運用が始まった一般車ゾーン。今後は駐車スペースの整備も進められます。しかし完成予定は再来年2月ごろで、それまでは降車のみしか利用できず不便が続きます。

(岡山市都市整備局道路部 菊地良典さん)「駐車場が無いということで、みなさんにご不便をおかけしているので、なるべく早い工事の完成を目指してみなさんのご不便な時間を短くしたいと思う」

再来年の完成後は乗車時の利用も可能になり、駐車スペースは32台分設けられるということです。