国の重要無形民俗文化財に指定されている竹富島の伝統行事・種子取が9日間にわたって行われました。
竹富島のタナドゥイは、農作物の豊穣と島に暮らす人たちの無病息災を祈願し、9日間行われる島の一大行事で、今年は4年ぶりに通常開催されました。
祭りの7日目には、世持御嶽の広場で島の青年達による棒術や中学生の太鼓、婦人会や郷友会による舞踊などが奉納されました。
続いて場所を特設舞台に移し、弥勒の神が大勢の子や孫を引き連れて登場し、島の人たちの子孫繁栄を願いました。
タナドゥイの奉納芸能は1日で20演目以上披露され、島の人たちが総出で演じることで知られており訪れた観光客らは演目が終わるたびに拍手をおくっていました。