北朝鮮の金正恩総書記が公式の場で初めて出生率について言及しました。韓国政府は「北朝鮮でも少子化が進んでいることを示している」と指摘しています。
北朝鮮の国営テレビは4日、11年ぶりに開かれた「全国母親大会」の様子を伝えましたが、その際、金正恩総書記は次のようにあいさつしました。
北朝鮮 金正恩総書記
「出生率の低下を防ぎ、幼児の保育・教育に力を入れる問題も全て母親たちと力を合わせて解決すべき皆の家の仕事です」
この発言について、韓国で北朝鮮政策を担当する統一省の関係者は、金総書記が公式の場で初めて出生率に言及したと指摘。「北朝鮮でも少子化が進んでいることを示し、北朝鮮もかなり懸念している」との見方を明らかにしました。
また、統一省関係者は金総書記が家庭教育の重要性を強調した点にも注目し、「若い世代の理念的な離脱を防ぎ、体制を維持しようとする意図がある」と分析しています。
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

  







