アミュプラザ長崎の大型ビジョンなどに防災行政無線の情報を表示する取り組みが始まり、5日、事業者らが共同会見を開きました。

防災情報の配信は、長崎市と長崎駅周辺の関係者で作る協議会、東京の通信事業者が共同で始めました。

気象情報や火災など、防災行政無線で放送される情報が、かもめ広場にある大型ビジョンとアミュプラザ長崎新館内のディスプレイに配信されます。

東京の通信事業者と、NBCが共同で開発したシステムは、かつて ポケベルで使用されていた災害時にも強い電波を利用していて、情報が錯そうしやすい大規模災害時などにも正確な情報を確実に届けます。

鈴木史朗 長崎市長:
「長崎で成功事例をつくることで、これが全国に拡がり、全国の防災対策の強化、安全安心の確保につながればと」
防災行政無線をもとに行政と民間企業、放送局が連携して防災情報を配信するのは全国初の取り組みです。