この1年間、スポーツで活躍した中学生を称える「ライオンズスポーツ賞」の表彰式が行われ、受賞した“中学生アスリート”達が来シーズンのさらなる飛躍を誓いました。

この取り組みは、社会奉仕団体の「高知ライオンズクラブ」が1972年から行っていて、今回は、去年10月から今年9月までの間に「四国大会で優勝」または「全国大会3位以内」の成績を収めた選手が表彰されました。団体では、8月の全中・ソフトボール大会で準優勝した池川・仁淀・尾川中学校の連合チームをはじめ、空手や卓球で好成績を収めた6つのチームが受賞しました。

個人では、26人の選手が受賞。全中・水泳の飛込2種目で1年生ながら優勝した土佐女子中学校の井上優奈(いのうえ・ゆな)さんは、「充実した1年だった」と振り返りました。

(土佐女子中学校1年 井上優奈さん)
「すごくいい経験をした1年でした。もっと自分が成績を上げて、またこのような賞をとれるように頑張りたいです」

そして、8月の全中・陸上女子100mを制した大津中学校2年の岡林結衣(おかばやし・ゆい)さんも受賞。去年の200mに続く“2年連続優勝”を果たした岡林さんは、来シーズンも“世代トップ”の称号を狙います。

(大津中学校2年 岡林結衣さん)
「いろんな人のおかげで今年1年頑張れたと思います。来年は“最後の全中”になるので、今年みたいに笑顔で帰ってきて、高知県のみなさんにいい報告ができるよううに頑張りたいと思います」

将来の高知のスポーツ界を引っ張る“中学生アスリート”達。今回の受賞を糧に、来シーズンのさらなる飛躍を誓いました。