労災事故が多発する年末年始を前に、県内各地で建設現場の年末安全パトロールが行われました。

「無事故の歳末、明るい正月よし!」

建設現場での安全意識を高めようと、毎年行われている年末安全パトロール。

那覇市のモノレール新車両基地の建設現場で行われたパトロールには、那覇労働基準監督署の職員や建築作業員ら20人あまりが参加し、安全対策が十分に取られているかなどを確認しました。

那覇労働基準監督署 安慶名秀樹署長
「作業を焦って災害につながることがあるので、事前に作業の段取りや計画を認識、共有化されて作業にあたるようお願いしたい」

ことし県内で発生した建設業の労働災害は、ことし10月末時点で170人と去年の同じ時期に比べ27人増加していて、4件の死亡事故も発生しています。